up data 1997.9.10

とまらない 穴という妄想
 

妄想は止まらないわけで
自分の中にいる自分と戦っているわけで
体中の穴という穴から
噴き出したり
にじみ出てきたり
たれながしていたりするわけで

私は女だから
穴という穴にいつも入れられっぱなしで悔しいわけで
穴という穴を濡らすしかないわけで
そうしないと痛くてかなわないわけで

悲しい女の性
足を大きく広げて準備は万端
新しいパンツをはいて
奥底には、鋭く、鋭く研いだ
骨盤が肉を突き破って次をまつ

いらっしゃいませ

 

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Presented by
Megumi Hinokiyama
ehmail@ingjapan.or.jp