1997年を私はあと3日生きる

 

待ち人
 

電車を降りた私を
待っていてくれた
顔を見てホッとする
でもこれからはもう
それがない場所へ
私は自ら行こうとしている

次元の違う問に
比べようのない気持に
気付かされて私は
調子を狂わせている
最後まで笑って
そんなことはもう無理だ

そろそろあの病気がくる

 

 

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Megumi Hinokiyama
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